第10回関東産婦人科乳腺医学会という学会に行ってきました。これは日本産婦人科乳腺医学会の関東の地方会です。中部ではあまり開かれないので、足を伸ばして東京まで行ってきました。結構集まりが良い学会なので、早く着かないと着席できないので気合いを入れて参加しています。ついてすぐに写真をとりました。症例検討のマンモグラフィーや超音波写真が映されていました。
朝一番で名古屋を出て日帰りしたきたのですが、新幹線が混んでいてびっくりしました。のぞみは一杯で、ひかりに席が取れたのでうまく行けました。
さて、学会の内容ですが、
40代までは男性よりも女性の方がガンが多く、その多くは乳がんです。この年代は妊娠可能な年代です。乳がんと妊娠についての講演や小さな傷で手術ができる内視鏡手術、冷凍療法についての講演も聞きました。乳がんと妊娠との関係は最近浮かび上がってきた問題で、乳がんの早期発見、小さい病変農地に治療できた症例が増えてきた事に由来します。技術的問題は不妊治療の技術の応用ですので方法としては確立されていますが、がん患者さんの心理的問題や妊娠についての相談窓口やその仕組みについて、試行錯誤から始まって段々とシステムが整備されてきていることを聞きました。
内視鏡手術は傷が小さくでき、傷の場所も目立たないところに設定できるそうす。乳がんで内視鏡?と思いましたが、手術ビデオも見せていただきながらの講演で、なるほど!と「目から鱗」でした。冷凍療法はまだ治験的な段階だそうですが、かなり良さそうです。新しいお話が聞けて大変有意義でした。
東京も暑いなあと思って帰ってきましたが、名古屋で新幹線をおりたら、もっと暑くてびっくりしました。新幹線に乗るのは事件があったせいで緊張しましたが、名古屋の暑さでどっと疲れが出ました。